阪神・藤井バッテリーコーチが説く“オンナ”目線のススメ

2018年12月30日 11時00分

女目線のススメを説く藤井バッテリーコーチ(左)と梅野

 阪神の「男前」こと、藤井バッテリーコーチが捕手陣に“女目線のススメ”を説いている。

 今季から矢野監督同様、二軍から一軍に初昇格した同コーチの役目はいかに一人前の正捕手を育てるか。昨季ゴールデングラブ賞を初受賞した強肩の梅野、長打力のある原口ら魅力あるメンツは多いが、最下位に終わった現状から来季は「捕手はチームを勝たせてナンボ。皆で競争してもらう」(矢野監督)と白紙状態でいる。そんな中、捕手陣に説いているのが「大事なのは投手陣とのコミュニケーション。向こうから任していいと信頼してもらうこと。捕手は女房役というでしょ。バッテリーというのも投手がプラス、捕手がマイナスだからそういわれるんですが、どうしてそう言われるのかを再度意識して欲しい」ということだ。
 詳しく言うと「日ごろから例えば(投手の)髪型が変わって良くなったとか、服装を褒めてやるとか、何に今ハマってるかとか何でもいい。とにかく声を掛けてどういう反応するかを見ることで後々、試合で役立つことがある。一緒に食事して悩みを聞いてやるのも当然大事」とまるで彼女か嫁さんのように投手を“分析”することが一人前捕手の近道でもあるというのだ。

 これには梅野も「そういう意識でやっていく。今、ウチは若い投手が多いから。年齢的にも中堅で教育する立場でもあるから。話す機会は今まで以上に増やしていく」と了承済みだ。

 藤井コーチと言えば楽天時代の2008年、今オフに巨人入りした岩隈との名コンビで最優秀バッテリー賞を獲得。「顔しか取りえがありません!」といい放ち「男前」の愛称で人気を博したが、今回の説法がどう奏功するか、注目だ。