オリックス・安達了一内野手(30)が27日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉を行い、2600万円アップの年俸9000万円(プラス出来高払い)でサインした。年俸変動制の3年契約を結び、出来高分は再来年の年俸のベースとして加算される。

 安達は今季、打率2割1分9厘、3本塁打、41打点と振るわなかったが、チームトップの20盗塁をマークし、守備での貢献度も高い。順調なら来季中に国内FA権を取得するが、権利を“封印”し「病気(潰瘍性大腸炎)もありましたし、30歳も超えてている。複数年契約はありがたかった。お世話になったオリックスで優勝を目指して頑張りたい。最低でも2割8分は打たないといけない。盗塁も30はいきたい」と奮起を誓った。

(金額は推定)