巨人・内海 FA炭谷の人的補償で西武へ「ジャイアンツの皆さん、日本シリーズで対戦しましょう」

2018年12月20日 13時16分

人的保障で西武へ移籍する内海

 巨人に激震だ。球団は20日、フリーエージェント(FA)宣言による炭谷銀仁朗捕手(31)の移籍に対する補償として、西武から内海哲也投手(36)を獲得するとの連絡があったと発表した。

 2003年に入団以来、巨人ひと筋14年で133勝を積み上げた左腕が思わぬ形でチームを去る。球団はこの日、午前に本人に通知。石井社長兼編成本部長は「長年にわたってジャイアンツのエースを務め、6度のリーグ優勝、2度の日本一に貢献するだけでなく、同僚選手たちの精神的な柱でもあった内海投手の移籍は大変残念でなりません。今後は埼玉西武ライオンズで、これまで通り子供たちのあこがれの的として活躍し続けていただき、いつの日か、再びジャイアンツに戻ってきてくれることを期待しています」と球団を通じてコメントした。

 一方、内海も同じく球団を通じ「日本一のファンに支えられたジャイアンツでの15年間は最高の思い出です。チームメートには感謝の思いしかありません。そんな最高のチームで最多勝のタイトルを獲得したり選手会長を務めたりしてきたことは野球人として大きな誇りです。ジャイアンツで培ったすべてを生かし、新しいチームでも気持ちを新たに頑張ります。ジャイアンツの皆さん、日本シリーズで対戦しましょう。ファンの皆さん、これからも変わらぬ応援よろしくお願いします」とコメントを寄せた。

 内海は07年に最多奪三振、11年に18勝、12年には15勝を挙げて2年連続で最多勝タイトルを獲得した。14年目の今季は4年ぶりに完投、完封勝利をマークするなど5勝を記録。現状維持の1億円で契約更改した11日には「原監督の目に留まって、内海を使ってみよう、と思ってもらえるようアピールしたい」と来季への意気込みを語っていた。

 温和で誠実な人柄でチームメートに慕われ、選手会長も歴任。投手陣のリーダー格でいまだ存在感は絶大なだけに、生え抜きを中心にショックが広がることは避けられない。