日本ハム入り台湾の“大王”王外野手 まさかの二刀流起用も?

2018年12月19日 17時28分

 日本ハムに移籍が決まった台湾の“大王”こと王柏融外野手(25=ラミゴ)が19日、台北市内のホテルで移籍会見を行った。会見には王のほか、日本ハムからは栗山英樹監督と竹田憲宗球団社長、ラミゴからは洪監督と劉球団社長が出席。契約年数は3年で、背番号は「99」に決まったことも明らかになった。

 台湾の至宝とも言える選手の獲得に栗山監督の背筋も伸びる。「われわれが預かって、ものすごい選手になって一緒になって勝って、さらに上に行ってもらえるような選手に必ずします」と力強く宣言。続けて「僕だけでなく、選手も含めて来てくれるのを待っていたので、あまり心配をせずにファイターズに飛び込んでほしいと思います」と笑顔で語りかけたが、最後には「連れていってしまいますが、本当にすみません」と謝罪の弁も述べた。新たな門出を迎える王は「慣れない環境で挑戦することになるが、自分の体を健康な状態を保ち、いい成績を保てればと思います」と力強く宣言した。

 質疑応答の場面では、ユニークな質問も。栗山監督は多くの選手を名前呼びすることが多いことから、王のことをどう呼ぶか問われると「親戚や血縁関係の方からは“ロンロン”と呼ばれたりするのを聞いたので、個人的には頭の中では“ロンロン”もありますけど(笑い)」(栗山監督)。一方の当事者・王もどう呼ばれたいかを聞かれると「どちらでもいいです」と照れ笑いを浮かべた。

 また、会見中には意外な情報も飛び出した。「王選手の投球が146キロを記録した。日本ハム側はご存じか」と言う現地記者からの問いかけに、栗山監督は「二刀流いけるってことですか? それはいい情報ありがとうございます(笑い)」と驚きを隠せない様子。二刀流・大谷を輩出した球団だけに、王の今後の起用法にも大きな関心が集まりそうだ。