清宮やはり大物!“教育係”が感心した強いメンタリティー

2018年12月19日 16時30分

来季の飛躍が期待される清宮

 やはり大物だ。激動のルーキーイヤーを終えた日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)について、チーム内から強いメンタリティーを称賛する声が上がっている。

 今季は右手親指のケガや限局性腹膜炎などで開幕こそ出遅れたものの、5月2日の楽天戦(札幌ドーム)で一軍初出場を果たすと、その後はデビューからの連続試合安打記録を「7」に伸ばす新記録を打ち立てた。とはいえ、一軍では53試合(180打席)に出場し、打率2割。本塁打こそ7本放ったものの、確実性に欠ける部分も見られた。シーズン途中には右ヒジの炎症を起こすなど、ケガに悩まされた一年にもなった。

 そんな不運が重なるルーキーイヤーだっただけに、精神面の安定が心配された。ところが、意外にもチーム内の評価は高かった。

 先輩の森本は「試合で打てなかったり、失敗したときは誰しもイライラしたり“話しかけるなオーラ”を出してしまったりするものですが、幸太郎の場合はそれがまったくないですね」。

 同期入団の田中瑛も「怒ってるところも見たことないですね。本心は分かりませんが、周囲の空気を守るためか、そういう(ネガティブな)感情を見せることはないですね」と感心する。

 実際、試合で結果を残せない日々が続いた際も「打てなかったことは仕方ないですから。また明日打てるように頑張ります」と明るくコメントする場面が多かった。

 清宮の振る舞いは、決して場の空気を読んだだけに終わらない。清宮の「教育係」も務めた1学年上の今井が「僕は試合で打てないと焦って振り込みなどを多めにしてしまいますが、清宮は『明日打てればいいんです』とポジティブに考えて、日課のウエートトレーニングを黙々とやるんです。むしろ自分が学んだことが多かったです」と明かすなど、先輩にまで好影響を与えた。

 飛躍が期待される2年目はケガに負けない体づくりを行い、持ち味をいかんなく発揮したいところだ。