阪神・藤浪 “西シュート”を盗め

2018年12月12日 16時30分

ダウン更改した藤浪

 阪神・藤浪晋太郎投手(24)が11日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3600万円減の年俸8400万円でサインした。

 制球難を克服できずに二軍降格を経験するなど13試合の登板にとどまり5勝3敗、防御率5・32と不本意な一年でついに大台割れとなった右腕は「ガッツリ、ダウンでした。でもプロとはそういうもの。活躍すれば上がるし、しなければ下がるものだと思っているので」と猛省。正念場の来季に向けて「180~200イニングは投げたい。いいも悪いも経験して落ち着いた考え方がちょっとずつできるようになっている」と復権を誓った。

 先発陣にはオリックスからFA宣言した西勇輝投手(28)の加入が決定。侍ジャパンでともに戦ったことがあるだけに藤浪は「もともと親交があって大阪で食事に連れて行ってもらったりしていた。そういう先輩が来てくれるのはいい話も聞けるので刺激にもなる」と共闘を楽しみにしているが、球団OBからは「西のシュートを盗め!」とのハッパがかけられている。

「西はあえてプレートの一塁側を踏むなど、とにかく右打者へのシュートが生命線。セ・リーグの打者もかなり戸惑うと思うが、藤浪に一番必要なのが右打者への内角攻め。あのシュートが有効なはず」(ある球団OB)。今季も右打者への外角一辺倒の攻め方がアダとなり、打ち込まれる場面もあっただけに“西シュート”は復活のきっかけになる。先発ローテのライバルになる西に弟子入りしてでもマスターすべきというのだ。
 このオフは騎手・武豊がプロデュースするジムで体づくりを敢行するなどとにかく必死の藤浪だが、来季は西効果でリベンジの一年にすることはできるか。

(金額は推定)