「ゆとりローテで投げて」 阪神メッセンジャーにチーム内から注文

2018年12月11日 16時30分

メッセンジャーの日本人登録記念フェースタオル

 阪神は10日、ランディ・メッセンジャー投手(37)との契約更新を発表した。1年契約で年俸は現状維持の3億5000万円。来日9年目の今季も開幕投手を務めるなど先発ローテの柱としてチームトップの11勝をマーク。4月に国内FA権を取得し、来季から日本人扱いとなる右腕は「入団当初は考えもしなかったことが実現し大変誇りに思います。チームメートやスタッフの皆さんに支えられてここまできましたが、あとはみんなと一緒に優勝を勝ち取りたいという思いです」と球団を通じてコメントした。

 これを受けて球団側は日本人登録記念として本人のメッセージ入りグッズの発売を決定。早くも日本人扱いとなるメッセンジャーを猛プッシュする熱の入れようだが、チームには“注文”もある。「特にシーズン後半は中5日の連続で回ることが多かったが、年齢を考えても中6日のゆったりした間隔を守って登板したほうがいい。チームのために数多く投げたい気持ちも分かるが、FAで西も入ったし、コンディション重視にシフトしたほうが数字も良くなるはず」(チーム関係者)

 勝利のために中5日の登板もいとわず、時には中4日の特攻登板を志願することもあった。しかし、8戦連続勝ちなしでシーズンを終えるなど、今季はそんな思いが裏目に出ることも…。ただ、FAで西勇輝投手(28)の獲得に成功したことでこれまでのメッセ頼みから脱却できる状況が整っただけに特権を“剥奪”し、ベテラン調整を貫いてほしいという。

 日米通算100勝まであと1勝に迫るメッセンジャーだが、来季は“ゆとりローテ”でフル回転といきたいところだ。