西武に楽天と巨人からFA人的補償プロテクト名簿届く キーマン選定へ渡辺SD「現場や編成とも相談」

2018年12月08日 07時53分

渡辺久信シニアディレクター

 西武・渡辺久信シニアディレクター兼編成部長(53)は7日、浅村栄斗内野手(28)、炭谷銀仁朗捕手(31)のFA移籍に伴う楽天、巨人側からのプロテクト名簿が届いたことを明らかにした。

 同SDは「(リストは)見ましたけど、これから現場や編成とも相談して検討します。編成プロ担当の潮崎が(今季まで)二軍監督をしていたんで(選手を)良く知っている。別に(結論は)そんなに急いではいない」とコメント。辻発彦監督や編成担当とも相談した上でリストを吟味していくことになる。

 今オフはエース・菊池、打点王・浅村、元主戦捕手・炭谷のチームの主力3人が抜けるチーム解体の危機でもある。両チームからのリストはこのオフから編成部に配置転換された潮崎哲也前二軍監督、鈴木哲編成部プロ担当チーフにも渡され、辻監督を含む現場と編成が意見をすり合わせ人的補償の候補者絞り込み作業に入る。

 西武の求める補償の優先順位トップは昨オフの高木勇人(前巨人)と同様、もちろん投手。それも先発投手が最優先になってくる。そこで重宝されてくるのが今季まで2年間、二軍監督として楽天、巨人のファーム選手を把握してきた潮崎編成担当と来季から一軍投手コーチに復帰する小野和義前編成プロ担当だ。

 小野コーチは今季、編成担当として11勝4敗、防御率3・32の活躍でチームのリーグ優勝を支えた榎田大樹投手(32)を発掘。開幕直前に阪神とのトレードをまとめた“陰のMVP”でもある。8年ぶりの現場復帰となる小野コーチが自らの足と眼力で収集した情報に、潮崎氏の見解を加味し来季、自らを助けることになるどんなV2のキーマンをピックアップするかに注目が集まっている。