西武・岡田雅利捕手(29)が5日、所沢市内で契約更改交渉に臨み、520万円増の2870万円でサインした。

 5年目の今季は52試合ながら自己最高の2割7分2厘、3本塁打をマーク。勝負どころでのピンチバンターなど、控え捕手としての役割以上に幅広い活躍で優勝に貢献した。

 炭谷が抜ける来季については「森に負けていられないという気持ち。自分自身、2番手でいいとは思っていない。森にはまだ追い越されたくないし、誰が抜けたから弱くなったと言われないようパ・リーグを連覇して日本一になりたい」と“打倒森”をまず目標に掲げた。

「チーム防御率(4・24)もすごいことになっちゃったんですけど、キャッチャーが何とかできたことが多々あったと思う。若くていいピッチャーも多いと思うんで、コミュニケーションをしっかり取って盛り立てていけるようなキャッチャーになれたらと思う」

“打の森”に対して“気配りの岡田”として持ち味を発揮していくことを、正捕手奪取の強みとすることを語った。

(金額は推定)