ソフトバンク悩ます〝情報漏えい〟問題

2012年03月14日 11時34分

 ソフトバンクが〝情報漏えい問題〟に直面している。ヤフードームのベンチには一、三塁側とも14インチほどの小型ブルペンモニターが設置されている。試合中に準備する救援陣の様子を室内ブルペンとつないで首脳陣がチェックする画面だが、これがリニューアルされることで新たな問題が浮上した。


「テレビの生中継では、ウチだけモニターを(ズームアップされて)抜かれる。どの投手が準備しているとか、放映されて筒抜けだよ」(球団関係者)。もともと、主催試合でのブルペンの放映は秋山監督の許可を得て「両チーム平等にブルペンを映すこと」が条件とされ、中継局としては面倒くさいというのが本音。一塁側ベンチ、右翼席カメラで撮影許可のいらないベンチを映せば、角度的にモニターにもズームできる。情報は相手チームにだだ漏れで、予告先発ならぬ〝予告リリーフ〟も同然だった。


 これまでは目をつぶってきたが、今季からモニターが新しくなり、より鮮明な画像を〝提供〟してしまうことになるからたまらない。そこで球団関係者は「例えばA局が中継する日に、モニターの外枠にB局の番組名を広告として張り出す。そうすると、映そうとしてもB局の番組名まで映し出される。他社の宣伝になってしまうから抜こうとしないでしょ」とセコイ(?)対策を練る。


 モニターの近くに他局のグッズを置くのも効果的とし、何とかズームさせまいと、あの手この手で考えをめぐらせている。


 今季、負担増が予想される救援陣の緻密なやりくりは重要な問題だけに、テレビ局との〝場外バトル〟の行方に注目だ。

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