巨人の田原誠次投手(29)が27日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、約1時間半にわたって話し合ったが、合意に至らず保留した。

 今季は中継ぎとして29試合に登板し、防御率2・56、2勝0敗と安定した投球を続けていたが、8月25日に登録抹消となると再昇格はなかった。

 昨年は3600万円でサインした際、ブルペン陣の待遇改善などを訴えていた。巨人での保留は2011年の矢野謙次、加藤健以来7年ぶりとなった。

(金額は推定)