阪神OB「情報戦こそ野球の原点」

2012年03月06日 13時31分

【慎重姿勢の阪神〝孤立無援〟】阪神ではOBから徹底抗戦せよ、とのゲキが飛んだ。


 予告先発制の導入に唯一、慎重な姿勢を示すのが阪神だ。1日の理事会に出席した四藤球団専務は「反対というわけではないが、今日の時点では賛成できかねる」と返答を保留。西宮市内の球団事務所で報道陣に対応した南球団社長も「何がなんでも反対とは言ってない。どういう目的で何のためにするのかがはっきり出てきていない」と主張した。


 この状況に、身内の阪神有力OBからは、こんな意見が出ている。

 

「現場経験のある人間なら、予告先発なんてあってはならんことだと分かるはず。他の球団も本音では現場は反対だろう。どの投手と対戦するか分からない中での情報戦こそ野球の原点。現場のことを考えれば導入しない方がいいに決まっているんだ。阪神はフロントと現場が一つになっているからこそ慎重になっているということだ」


 セ・リーグは8日に再度話し合って最終結論を出す見通し。このまま阪神が反対すれば導入先送りの可能性もある中、前出の虎OBはこうも付け加える。

 

「1球団だけ反対といっても阪神がヒールというわけじゃない。むしろ、現場のことを守ってくれている。実際に試合で戦うのは現場の人間。(次の会合でも)しっかりした意見をぶつけて、現場の盾になってほしい」。

 

 それこそ〝徹底抗戦〟を後押しの構えだ。

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