日本ハムのドラフト1位ルーキー・吉田輝星投手(17=金足農)に球団内から意外な役職への就任オファーが届いた。それは二軍球場・鎌ケ谷スタジアム内に併設されている畑「カビーファーム」の“特命アドバイザー”だ。

 畑では「食育」をテーマに野菜が育てられ、できた野菜はイベントに集まったファンに振る舞われたりする。今夏も清宮らが集まったちびっ子たちに手渡しで提供するイベントが実施され、好評を博した。

 同球場のPRを行う謎のキャラクター「DJチャス。」は「吉田投手は農業高出身の選手。本業に支障がない範囲で『カビーファーム』の特命アドバイザーの打診を検討しております!」とニヤリ。球場には畑以外にも茶畑が設置されており、特命アドバイザーにはお茶の本場・静岡県出身で、実家が茶畑農家の4年目右腕・浦野が務めている。その浦野は今季、守護神として7セーブを挙げるなど救援投手として急成長を遂げた。

「DJチャス。」は「浦野選手のようにたまにアドバイスなどをくれればグッド! 吉田選手の活躍で『カビーファーム』のPRにもつながってくれれば…」と大きな期待を寄せる。まさに登竜門ともいえる同職へのオファーは大物ルーキーだからこそ。“農場アドバイザー”吉田が誕生するか、注目だ。