米大リーグのサイ・ヤング賞が14日(日本時間15日)に発表され、ア・リーグはレイズのブレーク・スネル投手(25)、ナ・リーグはメッツのジェイコブ・デグロム投手(30)が初受賞した。スネルが21勝5敗、防御率1.89と圧倒的な成績だったのに対し、デグロムは32試合の登板で10勝9敗。それでも投手として最高の栄誉に輝いたのは防御率1.70という抜群の安定感からだ。2点差以内の試合で0勝7敗、防御率1.87の数字が示すように、白星が伸び悩んだのは打線の援護に恵まれなかったため。6回以上を自責点3点以内のクオリティースタートは24試合連続でMLB新記録を樹立した。投球回217イニングと269奪三振はいずれも18勝を挙げたナショナルズのシャーザーに次ぐリーグ2位だった。