阪神は7日、同日にFA行使を宣言したオリックス・西勇輝投手(27)への速攻アタックを決定した。

 今季最下位で終戦したチームは先発投手不足が深刻とあって、過去に5度の2桁勝利を記録している西に注目。矢野燿大監督(49)は意中の右腕について「コーナーを突いてカーブもけん制もいい、バランスのいい投手。(フロントに)言うことは言っている。できることは何もないから待つだけ」と興味を示した。

 谷本球団本部長も「ルールを守った上で、できるだけ早くコンタクトを取りたいと思う。誠意を見せて頑張りたい」と意気込む。交渉解禁日の15日から猛ラッシュを仕掛けることになりそうだ。