阪神二軍から昇格した浜中治新打撃コーチ(40)が2日、今季不振に泣いた2年目・大山悠輔内野手(24)に“マン振り指令”を出した。

「合わすような打撃をしてたんで全力で振れ!と話をした。考えすぎるより、まず振ることが大事。自分も選手の時、ケージ裏で見ていた(元南海の)門田博光さんから『全部全力で振らないとダメだ』と教わったことがある。全力で振ることで発見があるということ」

 同コーチは2003、05年の阪神V戦士で4番も任されている。その効果があったのか、大山はフリー打撃で5連発の柵越えを放ち、「当てにいき過ぎていた。強く振ることから始めたい」と話した。