日本ハム 「輝星フィーバー」佑を超える!?

2018年10月30日 11時00分

吉田フィーバーが鎌ヶ谷を席巻しそうだ

 日本ハムの二軍施設がある千葉・鎌ケ谷が、ざわざわしている。28日は自主練習が行われたが、選手の間でも話題は、ドラフト1位で指名された金足農・吉田輝星投手(17)一色。長年鎌ケ谷で応援を続ける女性ファンからは“輝星フィーバー”が大谷や清宮はおろか、あの佑ちゃんを超える空前絶後の大フィーバーになるのではとの声も出ている。

 この日、鎌ケ谷では午前9時すぎから選手たちが自主練習を開始。主将の中田やみやざきフェニックス・リーグ参加中の清宮の姿はなかったが、西川や近藤ら、普段はなかなかお目にかかれない主力選手の姿をひと目見ようと多くのファンが詰めかけた。

 チーム内は早くも吉田の話題で持ちきりで、2年連続2桁本塁打の大田は「知ってますよ、そりゃ。球も速いし、いいですよね。また1番人気の子が入ってくる。マスコミも増えるし、他の選手のモチベーションにつながるのはいいこと」と黄金ルーキーを歓迎している。

 2年前のドラフトで1位指名入団の堀は「甲子園から見てました。指導役? いやいや。僕のときは高山がライバルでしたけど、今年は(夏の甲子園の)優勝投手(5位指名の大阪桐蔭・柿木)と準優勝投手ですからね。切磋琢磨してくれれば」と話した。

 一方、選手以上に色めき立っているのが、長年応援を続ける地元鎌ケ谷の女性ファンたち。なんと、大谷や清宮はおろか、あの“佑ちゃんフィーバー”の時の騒ぎを超えるのではとの声まで上がっている。

 毎年年明け1月に鎌ケ谷で行われる新入団選手歓迎交流会の集客は、大谷の入団した2013年が1400人で“清宮フィーバー”の今年も2000人程度だった。

 一方、斎藤が入団した11年はグラウンドを開放したとはいえ1万1000人と桁違いの大観衆が押し寄せた。来年、これを上回る可能性が今から指摘されている。

 吉田本人の人気もさることながら、今年の日本ハムは今夏の甲子園決勝で吉田と投げ合い、優勝投手となった柿木蓮投手(18=大阪桐蔭)もドラフト5位で指名した。

 現カブス・ダルビッシュ有の入団時から応援を続ける古参の女性ファン(70)は「優勝投手と準優勝投手でしょ? 佑ちゃんとマーくん、大谷くんと藤浪くんが揃って入団するようなもの」。40代の女性ファンも「決勝のときは『吉田くん頑張ってー!』という気持ちで見てたけど、U18での2人の仲の良さを見て、柿木くんまでファンになっちゃった。吉田くんが指名されたときもうれしかったけど、柿木くんまで呼ばれたときはそれ以上。親友でライバル同士の2人がときにぶつかったり励まし合ったりしながら、互いに切磋琢磨する姿が早く見たい」と熱っぽく語る。

 さらに、吉田擁する金足農が甲子園3回戦で劇的勝利を収めた横浜の万波中正外野手(18)を4位、昨夏甲子園Vナインの花咲徳栄・野村佑希内野手(18)を2位で指名するなど、今年の日本ハムはまさに甲子園スタードラフト。「清宮くんのときはコアなファンが多かった印象だけど、今年はミーハーな若い子が一気に増えるかもしれない」(前出のファン)と、高校野球ファンが例年以上に大挙して押し寄せるのではと見られている。

 いよいよ幕を開けるプロでの“輝星フィーバー”。本人はもちろん、同期たちとの共演にも注目だ。

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