高木監督ぶち切れ!平野コーチ二軍降格へ

2012年05月20日 12時00分

 中日の三塁ベースコーチを務める平野謙外野守備走塁コーチ(写真左=56)の二軍降格が濃厚になった。

 中日は18日、稲葉二軍投手コーチのセ・リーグのコーチ登録を外し、代わりに上田二軍外野守備走塁コーチを登録した。この措置について佐藤球団代表は「現場の要望です。上田コーチを一軍に上げるということです」と説明したが「あとは現場が決めること。それ以上のことは言えない」と言葉を濁した。しかし、球団関係者は「平野コーチの降格を念頭に置いたものとしか考えられない」とみている。

 高木監督は、これまで平野コーチに対して走塁の指示やサインの通達ミスなどの不満をぶつけてきた。16日のロッテ戦では、本塁への突入を指示して走者を憤死させた怒りを報道陣の前で爆発させ、試合後に一塁ベースコーチの渡辺内野守備走塁コーチとの入れ替えを通達。その後なぜか17日の試合前までに翻意し、改めて今まで通りの形で行くと再通達したが、やはり不満はぬぐえなかったのだろう。

 そんな指揮官のぶち切れぶりにフロントは困惑を隠しきれない。「あれぐらいのことでいちいち怒られてたら三塁コーチはたまらない。やるヤツが誰もいなくなっちゃうよ」(球団幹部)。とはいえ、高木監督の性格が変わるはずもなく、そこで三塁ベースコーチを少しでもバックアップしようと「成功して当たり前、失敗したら怒られるじゃあ、かわいそう。その分、給料を高くしないといけない」(同幹部)と特別手当まで検討し始めた。

 言わば高木監督に相対するための〝危険手当〟の導入。果たしていくらが妥当なのか、その額も気になるところだが、いずれにしても指揮官の感情は抑えようがないようだ。


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