日本ハムと相思相愛・吉田輝星どうなる背番号 「11」より「18」の声

2018年10月27日 16時30分

吉田に指名あいさつをした栗山監督(左)

 日本ハムが1位指名で交渉権を獲得した吉田輝星投手(17=金足農)が26日、栗山監督から指名あいさつを受けた。約15分間の面談を終えた両者はお互いに好印象を口にし、早くも“相思相愛”の様子。では気になる背番号はどうなるのか。現エンゼルス・大谷翔平の「11」も候補に挙がっているものの、周囲からは“あの男”のイメージが強い「18」を推す声もある。

 26日午後2時、栗山監督、大渕スカウト部長、白井康勝担当スカウトらが秋田市内の金足農に到着。吉田、中泉監督、久米部長らと約15分間面会した。

 面会を終えた栗山監督は開口一番「ステキですね」。吉田についてはブレークした甲子園の前から注目していたといい「そのまま思ったとおりだったので、うれしかった。僕が思っていた吉田輝星そのもの。あれだけ爽やかで、あれだけ野球がうまいというイメージそのまま。そういう選手が光り輝くために裏でこれだけ努力してるってステキじゃん。輝いてましたね、本当にステキな名前ですね」と興奮気味に語った。

 一方の吉田も「栗山監督と会って、少し実感が湧いてきました。優勝もしている監督でオーラが違う。いきなり『輝星』と呼ばれて、うれしかったです」と指揮官からの“呼び捨て”に顔をほころばせた。

 球団の次のスター候補として期待がかかる右腕だが、気になるのはその背番号だ。現在球団で空きがある若い番号は「11」「13」「18」。なかでも有力視されているのは、現カブスのダルビッシュ有、現エンゼルス・大谷らが背負った「11」で、大谷のメジャー移籍後、球団は次のスターが現れた際に“継承”させたい考えでいる。

 この日もダルビッシュがツイッター上で吉田が11番をつけることに「似合いそうです!」と発言したことが話題になっていたが、吉田本人は「ピッチャーで11番はかっこいい背番号」としつつも「大谷さんの後はプレッシャーがかかるなと」と本音も漏らした。

 そんななか、周囲からは「『11』ではなく『18』を!」との声が上がっている。

 日本ハムの「18」といえば、今季はシーズン途中にロッテに移籍した岡大海がつけていたが、やはりその前につけていた斎藤佑樹のイメージが強い。斎藤がプロ入り後の2011年から背負ったエースナンバーだが、思うような成績を残せず16年に「1」に変更した経緯がある。

 そんな“ハンカチ王子世代”の金足農野球部OBは「吉田本人がプレッシャーに感じているのなら、無理に『11』をつけさせる必要はないのでは。それよりも斎藤佑樹の『18』がいい。吉田と斎藤は甲子園での騒がれ方、ハンカチと侍ポーズ、女性人気など共通点が多い。斎藤はプロでは苦しい時間が続いているが、ある意味酸いも甘いも知った生きた教材。スターにつきまとう“陰”の部分も教えられるのは斎藤しかいません。プロではまず斎藤に弟子入りすべきで、その教訓を忘れないためにも斎藤のエースナンバーを引き継ぐのが一番」と力説する。

 背番号について栗山監督は「バタバタしていてまったく話してない。まあ、まあ、まあ、まあ…まあ。メッセージを込めた番号? それはそうでしょ」と意味深に語ったが…。みちのくの侍は“二刀流”の「11」を背負うのか“王子”の「18」を受け継ぐのか、果たして――。