阪神は26日、矢野耀大監督(49)が前夜のドラフトで1位交渉権を得た近本光司外野手(23=大阪ガス)の指名あいさつのため、兵庫・西宮市の大阪ガス今津総合グラウンドを訪問した。

 矢野監督は近本の第一印象について「すごく好青年」とコメント。面談を振り返り「彼の武器は足。プロでも十分通用すると思うから、どんどんアピールしてほしい」と話した。

 一方、近本も「今まで思っていた通り、非常に優しい方だった。野球観も話していただいたので、自分のプレーを合わせいきたい」と呼応。人気球団のドラフト1位指名で注目された社会人ナンバーワン外野手が、目標とする虎OBの赤星憲広氏を超えることができるか注目だ。