阪神「交流戦日程」にブーイング

2012年05月19日 12時00分

 今年の交流戦は不公平? 巨人とAクラスを争う阪神から交流戦日程にブーイングが出ている。

 開幕カード(対日本ハム)に連敗し、貯金が再び0となった和田阪神。指揮官は最初の2試合を終え「まだ打線のエンジンのかかりが遅い。打つことと守ることを切り離してやっていかないと。点が取れないところで焦って失点を重ねている」。チームが〝負のスパイラル〟に陥っていると認めた。

 3年連続で負け越している交流戦への苦手意識に加え、チーム状態も下降線。そんな阪神を弱り目にたたり目の状況が待っている。

 それはいわば、交流戦日程の〝落とし穴〟。阪神は今後の22試合中の12試合で、広島、もしくはDeNAと対戦した直後のパ球団と対戦することになる。この2球団は絶不調でセ・リーグの借金全てを背負っている。それだけに2球団と対戦した直後のパ球団は打線の調子や雰囲気などが非常に良く、勢いづいている可能性が極めて高い。それが残り試合の半分以上もあるから厄介だ。

 一方、Aクラス争いのライバルとなる巨人は、同様の対戦が22試合中一試合もない。それだけに阪神から「これでは明らかに不利だ。不公平すぎる」(球団関係者)と不満の声が上がっている。

 ここまで露骨だと日程へのグチが出るのも無理もないが、DeNAはともかく広島のここまでの低迷は予想できなかったこと。状況は厳しいが、今後は巨人との〝不公平な〟争いを繰り広げるしかない。この危機を和田阪神はどう乗り切るだろうか。