「手術」城島にドラゴン藤波がエール

2012年05月20日 12時00分

 座骨神経痛で抹消中の阪神・城島健司捕手(35)が来週中にも腰椎椎間板ヘルニアの除去手術を受けることになった。今季中の復帰を目指す城島に、あの男から緊急エールが届いた。

 16日の試合前、甲子園のクラブハウスに姿を見せた城島は、来週中に手術を受けることを明らかにした。開幕時期からヘルニアに悩まされていたという。

「左足の先まで感覚がない。現段階では歩くこともできない。一日でも早く手術をした方が、今季中に戻れる確率も高くなると(医師から)言われた。捕手に戻るためのリハビリもできるようになる」と決断の理由を説明した。

 本格的なリハビリが始められるまでには術後1か月程度かかる見通しで、前半戦の復帰は絶望的。「非常に自分自身、がっかりしました」とショックを隠し切れなかったが、そんな城島に思いがけない人物からエールが届いた。「一番大切なのは焦らないこと。後は痛みがある時に、体をバキバキやるような痛みが出る治療をしないことだね」。声の主はプロレスラーの藤波辰爾(58)だ。

 藤波は1989年6月、試合中に腰椎椎間板ヘルニアを発症。引退危機に陥りながらも翌年、不死鳥のごとく復帰した。城島とは面識はないが、ヘルニアを〝KO〟した先輩としてアドバイスする。「僕は痛みがなくなってから半年間、ボクシングジムに通ってシャドーの練習なんかやったけど、これは非常に効果的だったよね。あの動きは左右の筋肉のバランスを取り戻せる。それにボクシングは3分ずつの練習で(時間的な負担が少なく)リズムもつかみやすい」

 左膝や右肘に古傷を抱え、満身創痍の状態でグラウンドに立ってきた城島だが、椎間板ヘルニアを発症するのは初めて。「機会があったら城島選手と〝腰痛談議〟でもできればいいね。いつでも相談に乗りますよ」とまで言う〝大先輩〟藤波の存在は大きなものになりそうだ。