SNSで戦力外通告公表した阪神・西岡 一軍帯同の裏に金本監督の親心

2018年10月03日 16時30分

戦力外通告を受けた西岡(右)

 阪神・西岡剛内野手(34)が1日に戦力外通告を受けていたことを自身のインスタグラムで明かした。西岡は2日午後に「今シーズンをもちまして阪神タイガースのユニホームを脱ぐことになりました。カッコつけた言い方をしましたが、10月1日に戦力外通告を受けました」と球団発表よりも先に“インスタ報告”。阪神での引退となれば大々的なセレモニーも準備されていたが「次の新たな目標は小さいころ目標にしていたプロ野球選手になることです」と他球団での現役続行に意欲を示した。

 これまで「剛の力は絶対に必要」と西岡を高評価していた金本監督は「それはフロントが決めることですから…」と言葉少なだったが、思うところはある様子。あるチーム関係者は「今までかなり頼りにしていた選手なので、何とかもうひと花咲かせてほしいと思っているはず。ここまで一軍に帯同させているのも、西岡が動けるところを他球団の編成に見てほしいからでしょう」。来季の構想外となった選手を一軍帯同させる異例の抜てきは“再就職先探し”の手助けではないのか、と見ている。

 西岡への金本監督なりの親心といえるが、CS進出が絶望的となった状況とあって、若手起用の貴重なひと枠が費やされることに批判の目が向けられる可能性もある。首位打者や盗塁王に輝いた男の戦力外通告とあってファンも騒然。ネット上では「戻ってきてくれ!」という古巣のロッテファンからの声が上がった。

 ただ、来年35歳を迎える西岡の獲得に動く球団があるかは微妙なところ。かつてのスピードスターはセカンドチャンスをつかむことができるのか。