アンドレザ・ジャイアントパンダら「新根室プロレス」の人気レスラーが16日、札幌ドームで行われた日本ハム―オリックス戦のファーストピッチセレモニーに登場した。

 同団体のサムソン宮本代表(53)に連れられ、アンドレザの彼女・ティンティン、子パンダも来場。身長3メートル、体重500キロのアンドレザを筆頭にした“巨体パンダ一家”にファンからは驚きの声が漏れた。

 ファーストピッチ後には、打席に立った日本ハムのマスコット・フレップとアンドレザがなぜか乱闘に。アンドレザは高速ヘッドバッドからのアンドレザプレスを決めてフレップから3カウントを奪った。最後は団体のモットー「無理しない! 怪我しない! 明日も仕事~!!」を、球場に集まった3万人以上のファンと唱和しグラウンドを後にした。

 イベント後、サムソン宮本代表は「パンダを見て、お子さんだけでなく大人の方も笑顔を見せてくれて良かったです」と充実した表情。また「被災地への力になどと大それたことは言えませんが、一人でも多く笑顔にできるよう、これからも活動していきます」と北海道への思いと意気込みを語った。