右ヒジの手術を受けたカブスのダルビッシュ有投手(32)に対して地元シカゴメディアは13日(日本時間14日)、厳しい論調で報じている。カブスは12日(同13日)にダルビッシュが右ヒジの関節鏡視下手術を受けたが、来年2月の春季キャンプに間に合う見込みと発表した。シカゴ・サン・タイムズ紙(電子版)は「カブスはありふれた手術だと述べていた」と伝えた。その一方、マドン監督の「深刻ではないとされるが手術は手術」とのコメントを引用し、完全に健康な状態でキャンプに臨めるかどうか懐疑的な見方を示した。

 シカゴ・トリビューン紙(電子版)は、「右ヒジ疲労と診断されて3週間前に投球を中断したダルビッシュが手術を受けた。6年1億2600万ドル(約141億円)で契約した1年目の彼は5月20日から(メジャーで)投球していない」と冷ややかだった。

 ダルビッシュは今季は8試合の先発にとどまり、1勝4敗、防御率4.95。期待が高かった分、批判を浴びるのは当然だ。来季、取り返せるか。