藤浪度胸満点 関本、日高を空振り三振

2013年02月24日 11時39分

 阪神ドラフト1位の藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)が23日、沖縄・宜野座球場で行われたシート打撃に初登板した。

 

 日本ハムとのオープン戦(名護)の居残り組によるシート打撃で、藤浪が堂々の実戦デビューを飾った。西岡、檜山、日高、関本、藤井彰の延べ10人と対戦。いきなり2人目の関本からスライダー気味の直球で空振り三振を奪い、5人目の日高もカットボールで空振り三振に仕留めた。2度の三振を含めて空を切らせたのは4球。合計38球を投げて安打は西岡の中前打1本だけ。主力クラスから凡打の山を築いた。

 

 ワインドアップとセットポジションの2回に分けたマウンドでは、捕手のサインに首を振る場面もあった。身内相手に際どいコースを突く光景も見られた。抜群のマウンド度胸も証明した藤浪は「点数は75点から80点。緊張は特になかった。ストレートはまだまだシュート回転で悪いけど、変化球はベストの8割ぐらいまで来ている。今日はカットボールが一番よかった」と淡々と話した。

 

 実力の片りんを見せ付けた金の卵に周囲も高評価だ。捕手と打者の両方を務めた日高が「真っ直ぐも速いし、スライダーやカットボールもいい。マウンドの雰囲気も堂々として素晴らしい。一軍のローテに入ってもおかしくない」と太鼓判を押せば、山口投手コーチも「順調だし、初めてにしてはまとまっていた。ここまでは計画通り。ここからまた相談して次の計画を練っていきたい」と目を細めた。「これからしっかり実戦に向けてやっていきたい」と誓った藤浪。順風満帆の調整が続いている。