国際的に影響力がある米経済紙、ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が11日(日本時間12日)、エンゼルス・大谷翔平投手(24)がどのようにして野球選手として成功を収めたのかという特集記事を掲載した。同紙が注目したのは、花巻東高時代、佐々木洋監督の指示で作成した「目標達成シート」だ。

 正方形を9マスに分け、中央に最終目標を書き、目標達成のために必要な要素を周囲の8マスに書き込むものだ。大谷は「ドラ1 8球団」を中心に「メンタル」「変化球」「160キロ」など8つの要素を書き込み、その8つを細分化して小目標を立て、一つずつクリアした。

 ベーブ・ルース以来の二刀流として全米を席巻している大谷。その影響力は野球の枠に収まらない。