日本人メジャー1年目新記録19号の大谷が自ら語った打者としての覚悟

2018年09月08日 16時30分

右中間へ豪快な19号3ランを放つ大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

【イリノイ州シカゴ7日(日本時間8日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(24)は敵地でのホワイトソックス戦に「5番・DH」で出場。第2打席で左腕ロドンから右中間へ日本人選手のメジャー1年目の本塁打数で最多となる19号3ランを放ち、2006年の城島健司(マリナーズ)を超え新記録を樹立した。試合前には右ヒジ靱帯に新たな損傷が見つかってから初めて取材に応じ、今季中は手術せず、打者としてメジャー1年目のシーズンを終える覚悟を示した。

 ――5日(同6日)にMRI検査を受け、医師からは投手復帰に1年以上かかるとされる靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を勧められた。今後どうする?

 大谷:いくつか選択肢があるので、その中のひとつを選択して進んでいく感じかな。

 ――検査結果を聞いてどう思った

 大谷:なしならなしでそのまま投げるだけだと思うんですけど、あったらあったで、今回の登板がなしになって、戻ってからの話し合いになるんじゃないかなって、これは普通に考えたら分かることなので、特に驚きというか、予想の範囲内じゃないかなと思います。 

 ――ヒジは今までにない状態だったのか

 大谷:なので、一応撮ってみようかって、張りが抜けなかったので、という感じですね。

 ――右ヒジの張りは6月6日の登板後に出たものと同じようなものか

 大谷:日数がたってもあまり抜けなかったので一応検査をしてみようという感じではいたんですけど、結果的に炎症を起こしていたので、とりあえず次の登板はなしってことで、アナハイムに戻った後(10日=同11日)にミーティングをして、今後の方針を決めようっていう感じじゃないかなと思います。直接、医師の方ともそうですけど、球団の方とも話していないので、こればっかりは自分だけで決めることではないですし、今後のチームの方針にも関わってくるので、今の段階で言えるのは、特にはないかなと思っています。

 ――その5日は4打数4安打2本塁打の大活躍。どのように切り替えたのか

 大谷:そのいくつかある選択肢の中で、何個かの中のひとつを取って、今のところ打者として十分仕事ができるという判断だったのでその日も行きましたし、その日の打席も特に変わることなくというか、できることを一日一日やってきたつもりなので、特に変わらずに試合に入れたかなと思います。

 ――残るシーズンはどうしたいのか

 大谷:やれることを打席の中で一回一回やっていきたいですし、あと、今シーズンも残り少ないので、一日一日を大事にしながらやっていきたいなと思っています。

 ――打者としてシーズン最後までプレーしたい

 大谷:そうですね。何回も言っているんですけど、いくつかある選択肢の中で、いますぐに(手術)っていうことはないので、このままシーズンをしっかり、最後まで、最後まで自分らしくプレーしたいなと思います。

 ――ヒジのけがはスイングに影響しないのか

 大谷:そうですね。やっている感じもそうですし、感覚的にも影響はないのかなと思っているので、医療スタッフの方の判断も、そういう感じかなと思っています。

 ――二刀流は続けるのか

 大谷:ボクもそう思っていますし、球団もそう思っていると思うので、今のところそういう方向では進むつもりですし、今回はこういうけがをしましたけど、この先、これ以上のけがもあるかもしれないので、どうなるかってのは分からないですけど、一回一回やれることをやりたいなと思っているので。まだシーズンも終わっていないので、まずは今やることをしっかりやりたいなと思っています。

 ――日本では北海道で大きな地震が起こった

 大谷:そういう状況の中、こういうニュースを届けるってのは申し訳ないんですけど、何とかいいニュースを届けられるように今日も頑張りたいですし、明日以降も頑張りたい。