5日に旭川・スタルヒン球場で19回戦を戦った(試合は4―0で日本ハムの勝利)日本ハムと西武が6日午前3時8分ごろ起きた震度6強の北海道地震に遭遇した。それぞれの移動便で明暗を分けた。

 前日のナイター後、チームバスで帰札した日本ハムナインはこの日、新千歳空港から仙台へ移動する予定だったが、同空港は天井の落下や停電のため6日は終日閉鎖。国内、海外の全便が欠航し、この日の移動を断念した。

 札幌市内は停電のためJR北海道が運休し市内の信号機、コンビニエンスストアはじめススキノの繁華街からも明かりが消えた。

 一方、旭川市内のホテルに宿泊した西武ナインは未明の地震で宿泊ホテルが停電。水が断水し、シャワーが浴びられないなどのトラブルに見舞われた。それでも新千歳空港とは対照的に旭川空港は一部停電による影響を受けながらも滑走路に異常もなく通常運航。チーム便は予定の10時15分から約1時間遅れで離陸し午後1時過ぎ、無事羽田に到着した。