DeNAと楽天「小田和正」で因縁再び

2013年02月26日 11時00分

 参入時のイザコザから“犬猿の仲”となっているDeNAと楽天に新たな火種が発生した。

 

 楽天は4月2日の本拠地開幕オリックス戦の始球式に、元オフコースのリーダーでシンガー・ソングライター小田和正(65)を起用。仙台の東北大出身で星野仙一監督とも親交のある小田に白羽の矢を立てた。

 

 だが同じ4月2日の巨人戦で本拠地開幕を迎えるDeNA関係者は「小田さんは横浜出身で地元の顔。取られたのは悔しい」とほぞをかんだ。横浜市関係者も「横浜市出身で一番の有名人と言えば小田さん。市の顔と言っていい」と断言する。小田は同市金沢区出身で実家のある京浜急行・金沢文庫駅では08年11月から同氏の代表作「MY HOME TOWN」を電車発車時の音楽に採用しているほどだ。

 

 この“横ヤリ”にDeNA・池田純球団社長は「別に小田さんが楽天さんで始球式をやったからその後、ウチでやれないということはない」とシーズン中の“再登板”を示唆。楽天に関しては「参入時にいろいろやられましたからね。交流戦では仕掛けますよ」と不敵に笑った。DeNA参入時に最後まで反対した楽天は昨季交流戦で「かかってこい。ベイスターズ」Tシャツを販売。DeNAも「参入御礼」として半額チケットを販売するなど、挑発合戦を繰り広げたが今年はさらにスケールアップさせるという。

 

 昨季、交流戦はDeNAが3勝1敗と勝ち越した。中畑監督は星野監督が年上ということもあり挑発には直接タッチしていないが「盛り上がるのはいいんじゃない」と前向き。DeNA―楽天戦が今年も違った意味で注目を集めそうだ。