西武・菊池が“メジャー挑戦最低ライン”の3年連続2桁勝利達成で注目される「決断」

2018年09月01日 16時30分

<西武1-0オリックス(31日)>夢のメジャー挑戦に大きく前進か――。西武・菊池雄星投手(27)が31日のオリックス戦(京セラドーム)で7回無失点と好投し10勝目(4敗)をマーク。「チームは本当にいい状態にありますし、僕自身は最近勝てていなかったので9月、10月と貢献できるように頑張りたい」と、さらなる奮起を誓った。これで2016年から12勝、16勝と3年連続で2桁勝利に到達。メジャー挑戦への最低ラインをひとまずクリアした。球団関係者は「(ポスティング移籍を)決めるのは球団ではなく会社(西武ホールディングス)」と話している。チームが10年ぶりの優勝を果たし、今オフに菊池が自身の希望を伝えた上でグループトップである後藤高志オーナーの判断を仰ぎ、ポスティング移籍の手続きが進められる段取りだ。

 ただ、今季は左肩の機能低下による離脱もあり、エースの義務を果たしているとは言いがたい。チームの快進撃を支えているのは強力打線のおかげで菊池にも迷いがあるのだろう。今季の仙台遠征では移動日等に母校・花巻東高を訪れ、佐々木洋監督と今後についての相談もしているようだ。それでも選手としての“売り時”は一度しかない。時期を逃せば一気に価値が暴落するのもメジャーのシビアなところ。チームの優勝カウントダウンとともにエースの決断が注目される。