西武・菊池雄星投手(27)が31日のオリックス戦(京セラ)で7回5安打無失点。チーム3連勝となる1—0の勝利に貢献し2016年シーズンから3年連続2桁勝利となる10勝目(4敗)をマークした。

 2回に背中付近に違和感を発症。一度は治療のためベンチに下がったが、続投し7回までゼロを並べ、女房役・炭谷の適時打で得た1点を守った。

 菊池は「初回、2回のピンチをうまく切り抜けられた。その後はストライク先行で、いいカウントをつくれたので投手有利に持っていけた。いつも銀さんに助けてもらっているのでこの1点を絶対に守り抜こうと思った」と話した。チームの3連勝で優勝にまた一歩近づいたことに「チームは本当にいい状態にありますし、僕自身は最近勝てていなかったので9月、10月と貢献できるように頑張りたい」と続けた。