9月3日開幕U18アジア選手権 5人選出の大阪桐蔭パワーで結束

2018年08月28日 16時30分

投手陣をけん引する柿木

「第12回BFA U18アジア野球選手権大会」(9月3日開幕=宮崎)に出場する高校日本代表は27日、都内のグラウンドで立教大と7回制の初実戦を行い、3―1で勝利。滑り出しは上々だ。急造チームだけにナインの結束が急務となるが、その鍵となるのが最多5人選出の大阪桐蔭勢。ジャパンでも主将に任命された中川卓也(3年)が、硬軟織り交ぜ代表ナインをまとめている。

 格上の大学生を相手に、初陣を白星で飾った。4回、唯一下級生の奥川(星稜=2年)がスクイズで先制点を献上するも、5回に打線が4連打3得点で逆転。最終回の7回には柿木(大阪桐蔭=3年)が圧巻の三者連続三振で締め、幸先のよいスタートを切った。試合後のタイブレーク練習では2イニングをいずれも無失点で先取点。5―4―3のトリプルプレーまで成立させるなどチームワークは歴代でも屈指だが、中心となるのはやはり大阪桐蔭だ。

 主将中川はこの日逆転の2点適時打。4番には藤原(3年)が座り、扇の要は小泉(3年)、前日新たに根尾(3年)が副主将の一人に任命され、エース候補筆頭の柿木が投手陣をけん引する。タイブレーク練習からマスクをかぶった根来(常葉大菊川=3年)は「中川の主将力はすごい。うち(常葉大菊川)の奈良間よりよっぽど説得力があります」としつつも「選ばれたからには自分たちにも大阪桐蔭にない良さがあるはず。個人技ではかなわなくても元気や声出しでは負けません」と意地を見せる。奥川は「根尾さんと相部屋なんですが思ったより話しやすくて、スライダーを教えてもらった」とすっかり上級生の中に溶け込んでいる。

「最初は硬さや遠慮もあったが、仲間意識が出てきて一つのチームになってきている。この夏の経験は関係ないが、大阪桐蔭の5人に(昨年代表の)小園(報徳学園=3年)も入れた6人を中心としてやっていきたい」と中川。ジャパンでも最強世代結成となるか。