奈良大付で100人の部員のサポートを華麗にこなしていたのが新(あたらし)真美さん(3年)だ。同学年のマネジャーは1人だけで、あとの3人は下級生とあって忙しい日々が続いた。

 特技はタップダンス。中学時代にバスケ部で活動するかたわら、タップダンスを校外で3年間習っていたそうで「地域のイベントで披露していました。マラソン大会とかお祭りとか」。

 3年間もしていただけに、その後も続けたい思いはあったが、マネジャー業に集中した。部員らもタップダンスをしていたことは知っていて「やってよ」とリクエストされることもあったが「言われるけど披露はしていません。だって恥ずかしいじゃないですか」と笑顔を見せる。リズミカルな身のこなしは、きっとマネジャー業にも役立っていたに違いない。