第8回WBSC女子野球ワールドカップ(22日開幕、米国)で6連覇を目指す侍ジャパン女子代表が15日、成田空港から出発。初の女性監督として指揮を執る橘田恵監督(35)、選手20人は成田空港で会見を行い、男子代表を率いる稲葉篤紀監督から激励を受けた。

 チームはロサンゼルスに到着し、ドジャー・スタジアムで前田健太が所属するドジャースの試合を観戦する。同球場の掲示板には6連覇を目指す「最強女軍団」として紹介される予定という。

 今回、阪神から出向し、橘田監督を支える木戸克彦ヘッドコーチ(57)は「(母校PL学園の)後輩であるマエケンからもエールはもらえると思う。いい刺激にして頑張りたい。目標は6連覇と、勝って女子野球を進展、普及させること。この2冠を目指していきたい」と抱負を語った。

 選手は現地時間17日から会場のUSSSAスペース・コースト・コンプレックスで練習を行い、22日の開幕に備える。