【高校野球】平松政次氏がレジェンド始球式登板 ストライクに「奇跡に近いボール」

2018年08月09日 10時18分

始球式を務める平松氏

 第100回全国高校野球選手権大会で9日、元大洋で1965年の第47回大会に岡山東商のエースとして出場した平松政次氏(70)が、愛産大三河(東愛知)―横浜(南神奈川)戦前のレジェンド始球式に登場し、外角にストライクを決めた。

 岡山東商は65年春のセンバツで優勝。夏は1回戦で敗退していた。「なんとかストライクに行ってくれればと思っていたら、奇跡に近いボールが行ってくれた」と笑顔。プロ時代は“カミソリシュート”を武器にしていたが、「そんな次元じゃない。孫とキャッチボールしたりして、なんとかいいボールを投げたいと努力した成果が出た」とワンバウンドしないことに意識を集中したという。

 岡山出身だけに豪雨被害には心を痛めている。「現地は大変、水害被害で困っている。(高校球児には)このときばかりは野球を頑張って元気づけてほしい。創志学園(岡山)には勝って、優勝してほしい」と訴えた。

「ナンバーワンの球場ですね」と甲子園に目を細める平松氏。「一生懸命に白球を追う姿を求めれば、甲子園はなくならず盛り上がっていく。全力でボールに向かってほしい」と150回、200回と大会が続くことを望んだ。