西武・辻監督 菊地の帽子投げに「それくらいの気持ちがあったほうがいい」とフォロー

2018年08月04日 00時06分

降板した菊池

 西武・辻監督がエース・菊池雄星投手(27)の「帽子投げ」に優勝への手応えをつかんでいた。

 3日、日本ハムとの首位攻防初戦(メットライフ)に4—3と逆転勝ちをした西武。先発・菊池が7回途中8安打3失点と苦しみながら試合をつくり7回裏、相手の守備のミスが絡んだ逆転劇を呼び込みゲーム差を3・5に広げた。

 指揮官は試合のポイントになった7回二死二塁での菊池の交代機について「(松本は)一番タイミングが合ってた打者だったからね。チームの勝利が一番ですから。結果的に平井があそこを抑えたのが大きかった」とその理由を説明し、2勝目を挙げた平井の好投をたたえた。

 その上で交代直後、ベンチ裏での菊池の様子について「熱くなってたから何も話さなかった。帽子を投げてたから、拾ってあげました」とコメント。エースとしてはふがいない、この日の投球、そして自らの出した走者を残してリリーフに後を任せた菊池の無念の思いが、帽子を投げるという行動に表れた様子をどこか満足そうに振り返った。

 指揮官は「でも、そのくらいあっていいと思うし、あった方がいい。そういう(悔しい)気持ちが出てきたことがオレはうれしい。悔しい思いをして、次に見返してくれたらいい。いつも言ってるけど、チームが勝てばいい。そのために十分な貢献はしたと思う」と菊池をフォロー。それ以上にエースとしての責任と自覚が最高のタイミングで表れてきたことに大きな手応えを感じているようだった。