【高校野球】史上初2度目の春夏連覇へ死角なし 大阪桐蔭が“100回目の夏”制する!

2018年08月03日 12時00分

史上初となる2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭の西谷監督(右)と選手たち

 第100回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が2日、大阪市内で行われた。初出場6校を含む過去最多の56代表の頂点を決める群雄割拠の戦いは5日に開幕。センバツ覇者・大阪桐蔭(北大阪)を筆頭に、強豪ひしめく中、深紅の大優勝旗を手にするのはどこか。優勝の行方を占った。

 大本命は史上初となる2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭だ。プロ注目のスラッガー藤原(3年)と二刀流・根尾(3年)をはじめ、山田健、中川らが並ぶ重量打線はさらにパワーアップ。大阪大会決勝では記録を塗り替える23得点を叩き出し、聖地に乗り込んできた。投手陣も根尾がエースの柿木(3年)をしのぐ安定感を見せており、左腕横川(3年)もスタンバイ。投打ともに群を抜く実力を誇り、公式戦21連勝の無敵ぶりを発揮している。「春夏連覇の挑戦権を得た。挑戦したい」と闘志を燃やす西谷監督。偉業に向けて黄金世代に隙は見当たらない。

 対抗は地区大会すべてに無失点勝ちし、圧倒的な強さを見せた星稜(石川)だ。打線は南保(3年)がOBの松井秀喜をしのぐ1大会5本塁打を記録。竹谷(3年)は決勝で1試合4本塁打。内山(1年)とのクリーンアップは破壊力抜群だ。投手陣も最速147キロのストレートと切れのある変化球が持ち味の奥川(2年)が安定感を増し、竹谷との“Wエース”態勢。「石川史上最強軍団」でセンバツの雪辱を果たす。

「打倒・大阪桐蔭」を掲げて春に続いて聖地帰還を果たした智弁和歌山(和歌山)も頂点をうかがう。センバツ決勝で大阪桐蔭に敗れ、春季近畿大会決勝でも苦杯をなめて大阪桐蔭には5連敗中。4番の文元(3年)、冨田(3年)らの重量打線は打率4割を超え、エース平田(3年)をもり立てる。72歳の名将・高嶋監督に18年ぶりの夏優勝を届けたい。

 関東勢では昨夏王者の花咲徳栄(北埼玉)が高校通算56本塁打の野村(3年)を投打の柱とし、杉本(3年)、羽佐田(2年)らの強力打線は脅威。下位も切れ目なく、連覇に向けて勢いづく。高校通算40本塁打の“ハマの大砲”万波(3年)を擁する横浜(南神奈川)も総合力はトップクラスだ。急成長したエース板川(3年)に加え、最速152キロの2年生左腕及川にも注目が集まる。

 九州勢ではプロ注目の左腕川原(3年)を軸とした創成館(長崎)が一歩リード。酒井(3年)、戸田(3年)、伊藤(3年)と上位を狙える豊富な投手力を誇る。他にも伝統の猛打が健在の日大三(西東京)、攻めの野球に徹する愛工大名電(西愛知)も実力上位だ。