ロッテからトレードで入団した日本ハムの藤岡貴裕投手(29)が2日、イースタン・DeNA戦(鎌ケ谷スタジアム)で移籍後初登板し、2回6安打3失点だった。

 藤岡は3点リードの8回からマウンドへ。先頭打者・飛雄馬は空振り三振に打ち取ったが、その後は四球を挟む4連打を浴びて2失点。9回には自らの暴投などが絡み同点に追いつかれ、新天地での初登板は“ホロ苦デビュー”となった。

 それでもその裏には谷口のサヨナラ打でチームは勝利。試合後、藤岡は「変化球を狙いすぎた感じ。チームメイトが救ってくれて、勝てたので良かったと思います」とナインに感謝した。荒木二軍監督も「結果どうこうよりもまずはユニホームに慣れること。(サヨナラ勝ちへ)周りがカバーしてくれたのは良かった」と語った。