落下した2キロの金属ネジが頭を直撃!致命傷逃れた19歳男性“カブスの奇跡”

2018年08月02日 11時00分

 米大リーグのシカゴ・カブスの本拠地「リグリー・フィールド」で先週、手動式のスコアボードから重さ約2キロの金属ネジが落下し、観戦していた男性の頭部を直撃。ところが、たまたまプラスチック製のバケツをかぶっていたため、致命傷を逃れるという奇跡が起きた。

 地元紙シカゴ・トリビューンによると、命拾いしたのはカブスファンのカイル・マカリアーさん(19)。7月24日のダイヤモンドバックス戦を家族や友人らと一緒にセンタースタンドで観戦。5回表に3点を失ったカブスを鼓舞するため、応援グッズとして持参したバケツを取り出し、かぶっていたというのだ。

「カブスが負けてたからかぶったんだ。もし勝ってたらかぶってなかった。そうしたら確実に頭蓋骨骨折で死んでたよ。すごいラッキーだった」とカイルさんは同紙に語った。

 このバケツ、大人の頭がすっぽり入るほどのサイズだが、もともとはバブルガムの容器。スーパーなどで売られている米国らしいビッグな商品なのだ。実は2015年シーズン、当時カブスの内野手だったスターリン・カストロらが、試合後に勝利を祝ってこのバケツをかぶり、スタンドのファンを楽しませたことから、カイルさんら一部ファンがまねたものだった。

 金属ネジが直撃した瞬間、バケツは割れて落ち、かけていた眼鏡は吹っ飛んだという。

「一瞬、誰かが投げたボトルが当たったと思った。出血もあって、すぐに球場の医療チームが駆けつけてくれた」とカイルさん。すぐに病院に搬送され、裂傷のため頭を5針縫った。

 トリビューン紙によると、リグリー・フィールドは100年以上の歴史を持ち、大リーグではボストン・レッドソックスの本拠地「フェンウェイ・パーク」に次ぎ、全米で2番目の古さ。スコアボードは手動式で、落下したネジは、スコアの板を留めるためのものだった。カブスは事故の原因を調べている。