阪神OB会が「和田監督をほめる会」開催へ

2013年02月19日 16時00分

 阪神のOB会が15日、沖縄・宜野座キャンプを訪れ、陣中見舞いを行った。川藤幸三OB会長(63)は5位からの逆襲を狙う和田豊監督(50)を徹底サポートすることを約束。その第1弾はOB会による「和田称賛会」の開催だ。狙いは指揮官の闘志を常に高いレベルで維持することだ。

 

 川藤会長は「周りが期待している。今の気持ちを忘れないでほしい」と和田監督やナインを激励。14日夜にはフロント幹部や首脳陣との懇親会が行われ、その席で川藤会長は「フロントと現場、OB会が三位一体で話し合える場を作らんといかん。年に1回じゃなく定期的にやっていく。2か月に1回でもええ。OB会と一線を引きたがる球団も多いけど、それではあかん」と訴えた。OB会とフロント、現場が集まる機会を増やすことを提案したのだ。

 

 もちろんOB会が采配やチーム方針に口を出すためではない。OB会幹部は「和田の誠実な人柄もあって多くのOBは“もっと助けてあげないと”と考えていた」と明かす。その上で「一人ひとりのOBは評論家としてチームに厳しいことも言うけど、OB会はあくまで激励するための組織。重箱の隅をつつくような批判はまったく必要ない。この会では一切の批判や注文を排除する。和田のいいところを探してほめて発奮させる」と“ほめる会”開催の意図を説明する。

 

 シーズン中、勝っても負けても指揮官には計り知れない重圧がのしかかる。実際に低迷した昨年は采配批判が噴出した。チームが好調だとしても“負けられない”というプレッシャーが軽減することはない。ここで味方になるはずのOB会が責め立てれば、負担とストレスを倍増させるだけ。逆にほめたたえることで和田監督の気持ちを少しでも楽にしようという考えだ。

 

 2か月に1度のペースで開催されれば、11月までに最高で5回も会合が開かれることになる。好調時はさらに勢いを加速させることができるし、不調時は奮い立たせることができる。この熱い激励プランにはチーム関係者も「非常にありがたい話。監督にとってもより励みになる」と大歓迎だ。

 

 いつ何時でも親身になってサポートしてくれる先輩がバックにいる。和田監督にとって、これほど心強いことはない。