阪神打線が一丸となって今季最大の爆発を見せ、片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ(49)の誕生日に花を添えた。

 27日の横浜戦(横浜スタジアム)は先発・藤浪晋太郎投手(23)が5回5失点と崩れたが、前日(26日)に全得点を叩き出した陽川尚将内野手(26)が、二塁打3本を含む4安打3打点の大暴れ。今季チーム最多の17安打、4年ぶりとなる16得点で大勝した。

 一軍昇格以来活躍を続ける陽川は「今日は今日、明日は明日なので。まだまだこれからも頑張っていきたい」。チームも4位に浮上し、片岡ヘッドは2戦連続で大爆発した陽川を「しっかり真っすぐを捉えていた」と評価した。

 また7号3ランを放った主将・福留孝介外野手(41)も「(PL学園の)先輩にいい誕生日を届けられてよかった」とニッコリ。開幕以来の貧打に頭を悩ませてきた片岡ヘッドへの“祝砲”に満足そうだった。