阪神・糸井嘉男外野手(36)が21日のオリックス戦(甲子園)で本塁打を放ち、6年連続2桁本塁打を達成した。

 1点を追う9回に守護神・増井から左中間へ豪快な10号同点ソロアーチ。6回には一時逆転なる2点適時打を打つなど一人でこの日の3打点すべてを叩き出す暴れぶり。ただ、8回の守備で吉田の痛烈なライナーを捕球できず(記録は三塁打)、逆転を許したとあって試合後は厳しい表情でグラブハウスへ引き揚げた。

 金本監督は「前進守備で気持ちが前に前に出るから。チャージが頭にある。かばうわけではないけど難しい打球だと思う」と話した。