日本ハム・斎藤佑樹投手(30)が12日の阪神戦(札幌ドーム)に先発し、4回8安打7失点でKO。前回登板の4月7日のロッテ戦(東京ドーム)は8四死球と大荒れだったが、今回も「四球病」は克服できず5四球と乱調だった。チームも5―10で敗れ、4連敗となった。

 斎藤は「調子どうこうではなく結果的に失点してしまい、試合をつくれませんでした。中継ぎ陣にも迷惑をかけ、またカードの初戦を任されたにもかかわらず申し訳なかったです」と毎度毎度の反省コメント。

 栗山監督も「(5四球は)何とか抑えたくて丁寧にいった結果だろう。審判との相性もある。苦しめば苦しむほど生まれるものがあると信じている」と期待を裏切り続ける30歳右腕をかばったが、この師弟関係に共感する野球ファンがどれほどいるのか。