西武・栗山のメンタルは稼頭央が支えている

2018年06月08日 16時30分

 西武が7日のDeNA戦(横浜)に9―7で勝ち、3連勝で交流戦3カード連続勝ち越しに成功した。ヒーローは、17年目のベテラン・栗山巧外野手(34)だ。3号決勝3ランを含む4打数2安打4打点の活躍で、お立ち台では「とにかく勝ててよかった。今日は(クリーンアップとして)絶対に打つんだという自分なりの覚悟を持って臨んだ」と安堵の表情。計30発を打つ浅村、山川の後の5番打者として、4打点ときっちり仕事をしてみせた。

 今季は昨年にも増して強まる世代交代の荒波の中、この日が出場42試合で34試合目のスタメン出場だった。レギュラーが保証されていた一昨年までとは違う難しい役割との格闘の日々。その中で栗山のメンタルを支えているのは今季15年ぶりに古巣復帰したプロ25年目の松井稼頭央外野手(42)の存在に他ならない。

 栗山は「稼頭央さんがゲームに出られていない時とかに、どういうふうに過ごされているのかを見て勉強させてもらっています。何も変わらずにやっておられるし、あまりテンションに大きな波がないように見える」と言及。「準備にしてもある程度の回までずっとバットを振っておられる。何度か食事にも連れていっていただいていろいろな話を聞かせてもらいました。そういうことは今までになかったことですから」と心強い手本の存在に感謝している。

 その松井はバックアッパーとしての心構えを「自分のできることをやるだけですよ。そこ(起用)は自分でコントロールできないことですし、それに集中してしまうとメンタル的にもおかしくなってしまう」とさらり。今季、ここまでわずか9試合の出場ながら心身ともに怠らない万全の準備の大切さを説いた。

 こんなベテランたちの存在が、今季の西武を陰で支えている。