大谷 4回1失点で緊急降板 再びマメの影響

2018年06月07日 13時40分

ロイヤルズ戦に先発した大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

【アナハイム発】エンゼルスの大谷翔平投手(23)は6日(日本時間7日)、本拠地でのロイヤルズ戦に先発したが、4回で緊急降板した。右手中指のマメ悪化による降板で、勝敗はつかず5勝目はならなかった。3安打1失点、4三振3四球で打者18人に63球投げた。

 エンゼル・スタジアムの観客席から悲鳴が上がった。4回の味方の攻撃が終わったが、大谷の姿はない。少し遅れてマウンドに上がると、捕手マルドナドのミットに投げ込んだ。すると投球練習を終えたところで、ソーシア監督がベンチから出てきた。右手中指をチェックし、話し合った末、交代を告げられた。大谷は無念の表情でマウンドを降りた。

 この日は打撃、投球、走塁に続く4つ目の武器を披露した。初回、先頭メリーフィールドにいきなり右前打を許す。2番エスコバルはスライダーで空振り三振に仕留めたが、3番ムスタカスに四球。いきなりのピンチだが、4番ペレスをカウント1—2からスライダーで投ゴロ。ボテボテの当たりだったが、素早く処理して二塁へ送球。併殺打に仕留め、無失点で切り抜けた。鮮やかなフィールディングで大きな拍手が送られた。

 2回も先頭ソレアに左翼へのエンタイトル二塁打をされたが、続くゴードンは投ゴロ。二塁走者を目でけん制して一塁へ送球。続くドジャーはスライダーで空振り三振。8番ゴーインズの投ゴロも軽やかに処理した。

 3回は先頭アルモンテをスライダーで空振り三振を奪うと、2者連続で中飛に仕留めた。

 4回は先頭ムスタカスに150キロの外角高めのフォーシームを右前にライナーで運ばれた。続くペレスは遊直、ソレアを遊飛に仕留めた。しかし、6番ゴードンの2球目。真ん中高めに抜けたスプリットをマルドナドが痛恨の捕逸。走者の二進を許すとカウント3—1からフォーシームを詰まりながらもゴロで右前に運ばれ、先制点を失った。さらに連続四球で二死満塁のピンチを招くが、9番アルモンテをスプリットで空振り三振。最少失点で終えた。

 緊急降板するのは4月17日(同18日)のレッドソックス戦以来、今季2度目。この時も右手中指のマメの影響だったが、ローテーションを飛ばすことなく24日(25日)のアストロズ戦に先発した。今回はどうか。