4連敗4位転落の阪神に掛布氏が高山、大山らを名指しで苦言

2018年06月02日 13時00分

交流戦4連敗スタートの金本監督。さすがに表情も浮かない

 阪神は1日の西武戦(メットライフドーム)で0―2の零敗を喫し、今季2度目の4連敗。この日は左肩痛による二軍調整を終え、約1か月ぶりの復帰マウンドとなった相手先発・菊池の前に、新4番DHで起用された原口ら新打線が不発…。8回2失点と力投した先発の岩貞を見殺しにし、4位転落で借金は2に膨れた。

 今交流戦は“貧打病”の再発でいまだ白星なし。2012年以来の屈辱発進となった金本知憲監督(50)は「あまりにも打てなさすぎる! 投手がかわいそうだ。(敗因は)やはり得点圏(での打撃)。相手も二、三塁とかになるとエンジンかけてギアを変えてくる。こっちもコンパクトに振るとか、より高い集中力を見せないといけない。ロサリオなんか当てれば1点入るところなのに、彼は今、全部を見失っている」と怒り心頭。当のロサリオは「悪い球に手を出した自分が悪い」と2打席連続三振の体たらくで今季2度目の代打を送られる始末だった。

 快方に向かわないチームの不振劇。そんな中、昨年まで阪神二軍監督を務めていた掛布雅之シニアエグゼクティブアドバイザー(SEA=62)が現状に苦言を呈する一幕があった。この日の試合後に開催された西武OBの石毛氏とのトーク会で、同SEAは「(現在二軍の)高山、今日3番に入った大山の2人がチームを引っ張っていかないと明日の阪神は見えない。そして藤浪。このあたりがどう野球をするのかが心配でいる。彼らが早く中心を担って戦う阪神にしないと…」と訴えた上で、阪神ファンにも「今年は(チームが)期待に応えないといけない義務がある。厳しい目、厳しい声援をよろしくお願いしたい」と頭を下げた。

 ミスタータイガースの「明日の阪神は見えない」発言は古巣を愛するがゆえだろうが、金本監督やナインにとっても耳の痛い話だろう。結果で見返すしかない。