マエケン激投!111球12K4勝目 地元メディア絶賛

2018年05月25日 12時00分

【カリフォルニア州ロサンゼルス24日(日本時間25日)発】ドジャースの前田健太投手(30)は23日(同24日)の本拠地ロッキーズ戦に先発し、6回2/3を自身メジャー自己最多の111球、2安打無失点、12三振4四球の力投を見せ、今季4勝目(3敗)を挙げた。2桁奪三振は今季3度目。前回登板のマーリンズ戦から2試合連続無失点となった。早いテンポで緩急をつけて相手のタイミングを外す投球で三振の山を築いた。4回は先頭のダール、3番アレナド、4番パーラと強打者3人を3者連続三振。初めて走者を三塁に背負った6回一死一、三塁で打席はアレナド。本塁打王2度の強打者をスライダーの連投で三球三振とした。続くパーラには初球カーブ、チェンジアップを2球続けて三球三振。7回も先頭から2者連続三球三振とまさに“快投乱麻”だった。続く7番アイアネッタには初球からファウル2つで追い込んだが8球粘られた末、四球。ここでマウンドを降りたが、4万5000人を超えたファンからスタンディングオベーションを送られた。

 前田は「最後は(三球三振を)狙いましたね。やっぱり欲出しちゃダメ。あそこは今日の反省点かなと思います」と苦笑い。投球については「最後の方はだいぶ良くなってきたが、そんなに良かったわけではない」と謙虚なコメントに終始した。

 快投から一夜明けた24日(同25日)、ロサンゼルスの地元メディアは激賞した。オレンジ・カウンティー・レジスター紙は「前田は最高以上だった。ドジャースは(ロッキーズとの)3連戦で3失点しか許さなかった。先発の中でも、前田が最も印象的な登板を見せた。彼の防御率は(前回登板のマーリンズ戦も合わせた)この2試合で4・75から3・38に下がった。その登板で、相手打線は47打席中、前田から4安打しかできなかった」と褒めた。

 ロサンゼルス・タイムズ紙は「前田健太の三振がドジャースを引っ張っている」の見出し。ロバーツ監督の「左右によく振る能力、その上でスライダーでストライクを投げるのは本当に素晴らしい。完全にコントロールしていた」とのコメントを紹介した。

 カーショー、ヒル、柳賢振とローテーション投手3人が故障者リスト入りしている中で、前田は踏ん張り、白星を重ねていく。