岡本「第89代巨人4番」襲名の日 村田ヘッドの見立ては…

2018年05月22日 16時30分

岡本の4番襲名はいつか

 いよいよ若き4番打者の誕生なるか。巨人・岡本和真内野手(21)は、チーム単独トップの8本塁打をマークするなど開幕から好調をキープしている。生え抜き主砲が第89代4番打者に指名されるか否かは、G党の最大関心事と言っても過言ではない。実現に向けて首脳陣はどう考えているのか。普段は辛口連発の村田真一ヘッド兼バッテリーコーチ(54)の見立ては――。

 一進一退のチームにあって存在感を増しているのが岡本だ。開幕から全41試合で先発出場し、今やクリーンアップの一角に定着。本塁打数は21日現在で昨季本塁打王のゲレーロ(7本)を抑えてチームトップだ。打率3割3分1厘、27打点も坂本勇(3割4分1厘、30打点)に次ぐ2位で、打撃主要部門の上位に名を連ねる。

 最近になって一時的に快音は止まったが、20日のDeNA戦(東京ドーム)で連続無安打を13打席で止め、9回には豪快なバックスクリーン弾を放った。こうなると多くのファンが抱く期待はスコアボードに「4番・岡本」が刻まれる瞬間だろう。由伸監督は以前に「可能性はゼロではないよ」と含みを持たせていたが、現実味は帯びてきたのか…。

 参謀役の村田コーチは「個人的な意見やで」と強調した上で「監督も時期を見とるんちゃうかな。俺個人としては4番になってもええと思うよ。和真(岡本)は長距離打者と思ってるからアイツに4番打者になってもらいたいというのは強い」と前のめり。さらに岡本に求める4番打者像についても「4番になれるのは選ばれし者。一度4番になったら、とことん4番。ちょっと調子を落としたら外されるのは本当の4番ちゃうよ。相手チームとの相性とか、相手投手が誰だろうと関係ないのが4番と思っとる」と持論を展開した。

 岡本がこのまま順調にいけば、シーズン30本塁打も視界に入る28発ペース。これほどの活躍は首脳陣の想定を上回るもので“鬼ヘッド”も「ここまでの成績? いや、思ってなかったよ。打率は2割8分、20本くらい打ってくれたらと思っとった」とうれしい誤算に目尻を下げ「頑張っとるんちゃうか。あまり褒めることはないけど。頼もしく思って見とるよ」と珍しく太鼓判を押した。

 今季巨人で4番を務めたのはゲレーロ、阿部、マギーの3人。チームの若返りの象徴でもある若武者が、打線の中心に座る日も遠くないのかもしれない。