大谷の打順「2番」に日本ハム・栗山監督が持論を展開

2018年05月17日 12時36分

2番に初起用された15日の試合で右前打を放った大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

 エンゼルス・大谷翔平投手(23)の二刀流「生みの親」日本ハム・栗山英樹監督(57)が独自の「2番論」を語った。

 現在チームの軸となっている上沢直之投手(24)が西武に4安打完封勝ちし首位・西武とのゲーム差を2・5とした16日の試合前、メジャーで大旋風を巻き起こす大谷が15日(日本時間16日)のアストロズ戦(アナハイム)で「2番」に初起用されたことについて、以下のように触れた。

「実際に監督がどういう考えでそうしたのかは分からない。中にいると監督にしか分からないことはたくさんある。ケガ人との兼ね合いとか作戦上のこととか言えないことがたくさんあるんだ」

 ソーシア監督に敬意を表した上で自身の考えをこう続けた。

「どうしたら点が入るのか、相手が嫌がるのか、勝てるのか…ということを先入観を持たずに突き詰めていくと、いい打者にたくさん打順が回った方がいい。そのためには早い打順にいい打者を置いた方が当然打席数が増える。それで勝ちやすくなることはデータ的にも統計学的にも傾向が出ている」

 その上で「歴代の先輩方がやってきたものを大切にしながら、こっちは先入観にとらわれないようにする。翔平が2番どうのこうのといわれても正直よく分からない。ウチは(大田)泰示を2番にして(打線が)機能し始めている。理由は言えないけど、みんなが思っている先入観と違う部分で考えがある。打順に関してはいろいろな考え方があって、今から100年たった後では全然違う打順になっているかもしれないよね。翔平については打つ方は大丈夫とずっと言ってきている。監督がどういう野球をやりたいかによって(打順の考え方)全然違ってくる」と言及した。

 ちなみにソーシア監督はこれまで1番を打ってきたキンズラーの打率が2割台前半と苦戦していることから同二塁手を下位に置き「攻撃力のある方法を見つけたい」との理由で1番・トラウト、2番・大谷の新打順を16日(日本時間17日)のアストロズ戦でも継続している。